瓦屋根の葺き替えと補修工事

瓦屋根が劣化した場合、表面の瓦部分など劣化した部分のみを修理する補修工事と、全面的に屋根を一新する葺き替え工事という大きく分けて2つの選択肢があります。

今回は『補修工事』と『葺き替え工事』との特徴をご紹介したいと思います。


瓦屋根の補修工事

ヒビがはいった瓦
瓦屋根の寿命は、約50年から長いものは100年と言われています。

もちろんお住まいの環境や自然災害によって変わりますが、以下のような少々の不具合なら劣化部分のみの補修工事ですむ可能性があります。

・瓦の一部だけがズレている
・瓦の一部だけにヒビなどの傷みがある
・雨漏りしている原因が全体の劣化ではないので、
原因のある部分だけを補修する
・変色した部分がある



瓦屋根の葺き替え

全体が劣化していた瓦屋根
以下のような項目に当てはまる場合、補修工事ですむか、全体の葺き替えが必要かはプロの判断が必要です。

・築20年以上経っていて、その間に点検を1度もしていない
・天井に雨染みができている
・天井がカビっぽい
・強風時に屋根から音がする
・雨が降った翌日以降も湿気が残る



葺き替えのメリットとデメリット

屋根の点検
屋根全体の『葺き替え』と部分的な『補修工事』では、費用に関してはやはり基本的に『葺き替え』の方が高くなります。

ただ、屋根材は古くなると、メンテナンスが必要になるサイクルが年を追うごとに短くなってきます。

何度も部分的に補修したり塗り直したりと、しょっちゅう補修する必要が出てくると費用が定期的にかかってくるので、葺き替え工事をすることで、結果的にトータルコストを安く抑えられる場合もあります。

早めの点検とメンテナンスが大切

瓦屋根はとても頑丈な屋根材なので、すぐに劣化したり不具合が出て雨漏りするなんてことはありませんが、それでも早めの点検やメンテナンスは大切です。


点検やメンテナンスをギリギリまで放置して雨漏りなど症状が出てしまった場合、あせって見つけた業者や訪問業者に依頼しなくてはいけなくなり、費用や工事の内容などについてゆっくり冷静な判断が出来なくなってしまいます。


余裕をもって点検を依頼すれば、費用を抑える方法がないか検討したり、どんな工事方法があるかを比較検討したり、屋根材を様々なデザインから選ぶことも出来ます。


瓦屋根救援隊は、不要な工事などは一切ご提案いたしません。


お問い合わせいただきましたら丁寧に専門スタッフが状況を伺い、屋根のプロが無料でどこよりも早く駆けつけて点検・調査を行いますので、お気軽にお問い合わせください。