箕面市 瓦屋根の無料点検

※2022年1月17日 記事更新

こんにちは!瓦屋根救援隊です。

瓦屋根救援隊は、大阪北摂地区を中心にこれまで様々な屋根の点検やメンテナンス、工事をさせていただきました。

耐久年数が長く、頑丈な瓦屋根にもやがて経年劣化し傷んでくる箇所があります。

今回は箕面市にお住いの方からご依頼があり、瓦屋根の劣化調査のため無料で点検に行ってきました。

写真とともに、瓦が剥がれやすい箇所や、漆喰などが経年劣化しやすい箇所をご紹介したいと思います。

箕面市 瓦屋根の無料点検

棟瓦の歪み

歪んだ棟
屋根の頂上に位置する水平部分を棟といいます。

その棟の一番上にかぶせてある半円状の瓦を冠瓦といいますが、棟の瓦の並びを真上から見てみると、冠瓦(かんむりがわら)の並びが全体的に右側に歪んできているのが分かります。

これは棟の瓦を支えている漆喰や葺き土が、経年劣化して固定力が弱まっていたり、瓦を束ねている銅線が緩むことにより起こります。

熨斗瓦を支える漆喰の劣化

崩壊した熨斗瓦
破風尻部分にある短冊状の瓦を熨斗(のし)瓦といいます。

この部分は雨風の影響を受けやすく、瓦を支える漆喰や葺き土の劣化が比較的早く始まる箇所です。

こちらの屋根でも、葺き土が崩れて熨斗瓦がほとんど剥がれてしまっていました。

ケラバ瓦の剥がれ

剥がれたケラバ瓦
瓦屋根で1番面積の大きい斜面の部分を平部(ひらぶ)といい、その端の部分をケラバといいます。

このケラバの瓦は他の平部の瓦に比べて雨風の影響を受けやすく、剥がれたり落下しやすい部分です。

こちらの屋根では連続して剥がれていました。

ここまで剥がれてしまった場合は、一旦残っているケラバの瓦を全て捲って葺き土を清掃・撤去し新たになんばん漆喰を使用して瓦を葺き直す必要があります。

瓦のヒビや割れ

欠けた瓦
瓦は耐久年数100年ともいわれる、非常に頑丈な屋根材です。

ただ、強風時などの飛来物や、アンテナが倒壊した際の衝撃があった場合には欠けたり割れたりしてしまいます。

こちらの屋根では1枚だけ、飛来物の衝撃で割れていました。

無料点検は災害対策にもなります

日本の瓦屋根は非常に耐久性が高く、頻繁にメンテナンスする必要はありません。


ただいくら頑丈でも、今回ご紹介したように、劣化が始まっていたり災害時に損傷しやすい箇所はあります。


瓦屋根救援隊では、快適なお住まいづくりのお手伝いとして瓦屋根を無料で点検・調査をしております。


少しでも不安な点があったり、気になるなと感じたら、まずはお気軽にお問い合わせください。


専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。