豊中市 瓦屋根の強風被害と対策

台風や強風で屋根材が飛ばされたり、飛来物によって損傷してブルーシートを張っている家を見たことがあるでしょうか?

瓦屋根は、そういった強風被害があっても割れた瓦だけを交換するなど部分的な補修で対処出来るというメリットがあります。

さらに、適切なメンテナンンスをしておけば、災害時も被害を最小限に食い止められられます。

今回は、豊中市での屋根点検の写真とともに、強風被害に遭いやすい瓦屋根のポイントと対策をご紹介します。
冠瓦が剥がれた大棟
瓦屋根の頂上にある、2つの屋根面が合わさった部分を大棟(おおむね)といいます。

屋根の中でも最も雨風の影響を受けやすい場所であるこの大棟は、左写真のように長方形の熨斗(のし)瓦が積まれ、その上に半円型の冠瓦をかぶせてあるタイプが多いです。

瓦が複数段積まれているため、ここの瓦を接着している漆喰や葺き土が劣化して接着力が弱まると、強風で剥がれて崩壊してしまいます。
瓦屋根の鬼瓦廻り
棟の先端に位置する装飾瓦を鬼瓦といいます。

ここも大棟同様、雨風の影響を受けやすい部分です。

先端に設置してあるので、ここの漆喰が劣化して接着力が弱まると、剥がれて落下する危険性があります。

下の物を壊してしまったり、ご近所の方への被害に繋がる可能性もあるので、注意が必要です。



強風で瓦がズレたケラバ

瓦屋根のケラバ

屋根の雨樋がない方の端の部分をケラバといいます。

ケラバは外壁より突き出るように造られ、雨天時の雨水を防ぐ役割を果たし、外壁や窓へ雨水が当たることを防いでいます。

ここの部分の瓦は、吹き上げるような突風などの影響を受けやすく、接着力が弱まれば上写真にように剥がれてずり落ちてきます。
瓦屋根の雨押え

外壁との取り合い部分にある雨押さえ

屋根と外壁との取り合い部分を雨押え(あまおさえ)といいます。

ここは長方形の熨斗瓦が積まれていたり、板金が設置されていたりする部分ですが、雨水の通り道となって水や落ち葉などのゴミが溜まりやすい場所でもあります。

この部分の漆喰が劣化すれば熨斗瓦が崩れ、板金は経年劣化で錆びて傷んでしまうため、雨漏りの原因にもなりやすい場所なので注意が必要です。
瓦屋根の漆喰劣化
ここまで瓦屋根の傷みやすい部分をご紹介しましたが、どこも共通するポイントは瓦を接着している漆喰の劣化です。(上写真の瓦の隙間に見える白い部分が漆喰です。)

天候の影響で劣化することなく半永久的に使える瓦とは違い、漆喰は15年ほどで経年劣化して接着力が落ちてきます。

ここの漆喰をおよそ10年毎に点検して補修するだけで、瓦屋根はグッと耐久度が上がり災害時の被災を防ぐことができます。

近年では、瓦屋根の防災対策も豊富になってきていますので、気になることがあれば、瓦屋根救援隊までいつでもお気軽にお問い合わせください。