豊中市 瓦屋根で修理依頼が多い棟とケラバとは
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豊中市 瓦屋根で修理依頼が多い棟とケラバとは
※2020年9月2日更新
瓦屋根の修理依頼内容は、
「台風や地震などで崩壊した」
「風で瓦が剥がれてしまった」
「経年劣化により雨漏りしてしまった」
など様々なケースがありますが、どのケースでも棟(むね)とケラバは修理が必要なことが多いです。
今回は豊中市にお住いの方からのご依頼で瓦屋根の無料点検に行ってまいりました。
瓦屋根の大棟とは
屋根面同士が接合し稜線をなす部分を棟といい、さらに
屋根の頂上で屋根面が接合している水平な部分を大棟(おおむね)
といいます。
屋根面の接合部分を守るように瓦が複数段積まれている大棟は、
頂上という位置的にも最も天候の影響を受けやすく、劣化が比較的早く始まる部分です。
漆喰劣化による棟瓦の崩壊
大棟に積まれている棟瓦と、平部と呼ばれる斜面の瓦の隙間を覆うように施工されてる白い部分は漆喰です。
漆喰とは、日本の伝統的家屋や和風建築の仕上げ材として長く使われており、
主な成分は石灰・すさ・糊、近年はセメント
が含まれているものが人気です。
漆喰は防水性が高く、瓦を接着して隙間を埋めることで屋根を雨風から守ってくれています。
土地環境にもよりますが、
漆喰は
築20年を目安に徐々に防水力がなくなり、ヒビが出来てこのようにパサパサに剥がれてきます。
瓦を接着する力もなくなるので、強風で一気に崩れてしまうこともあります。
こちらの屋根の漆喰は劣化が進んで剥がれが目立ち、瓦が崩れていたため、1度瓦を剥がして漆喰を施工し直す積み直し工事をご提案いたしました。
瓦屋根のケラバとは
ケラバとは、外壁から出っ張っていてかつ雨樋がついていない端の部分
です。
雨風の吹き込みから住まいを守り、
日当たりの調整や外壁の劣化防止、雨漏りの防止
といった重要な役割を担っています。
外気からの攻撃を受けているので、屋根の中でも傷みやすく、突風や台風で剥がれてしまうことがあります。
頑丈にするためにケラバの瓦は釘で固定されていますが、釘が浮いてきたり、釘自体の劣化で瓦が剥がれることがあるため、弊社でも点検やメンテナンス時には特に気をつける部分です。
今回はケラバ瓦の下地である葺き土を清掃し、なんばん漆喰で葺き直す工事をご提案いたしました。
瓦1枚のご相談もお気軽に!
瓦屋根のよいところは、
破損・劣化した箇所を部分的に補修出来る
ところです。
瓦屋根救援隊では、瓦屋根のプロが丁寧に点検し、写真をお見せしながら屋根の状態と補修が必要な範囲をご提案いたします。
不要な工事やムリなご提案はいたしませんので、屋根について気になることはお気軽にご相談くださいね。
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