今回は瓦屋根のメリットとデメリット、特徴をご紹介していきたいと思います。
また瓦自体も軽量化されているので、屋根にかかる重量は、旧工法と比較すると半分程度と、かなり軽くなってきています。
②まれに凍害が起きます
冬の寒い時に水分を含んだ瓦が冷えて氷となり、体積が増え剥離が起きる事がまれにあり、使用される住環境によっては瓦が劣化する事があります。
大事なお家の外観や雰囲気の要となり、住み心地にも影響してくる屋根材はどれにしようか迷いますね。
瓦屋根はとても頑丈な屋根材なので、すぐに劣化したり不具合が出て雨漏りするなんてことはありませんが、それでも早めの点検やメンテナンスは大切です。
点検やメンテナンスをギリギリまで放置して雨漏りなど症状が出てしまった場合、あせって見つけた業者や訪問業者に依頼しなくてはいけなくなり、費用や工事の内容などについてゆっくり冷静な判断が出来なくなってしまいます。
余裕をもって点検を依頼すれば、費用を抑える方法がないか検討したり、どんな工事方法があるかを比較検討したり、屋根材を様々なデザインから選ぶことも出来ます。
瓦屋根救援隊は、不要な工事などは一切ご提案いたしません。
お問い合わせいただきましたら丁寧に専門スタッフが状況を伺い、屋根のプロが無料でどこよりも早く駆けつけて点検・調査を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
台風など強風時の飛来物、または地震によるアンテナの倒壊などによって、瓦が割れたりヒビがはいったり、破損が発生してしまうことがあります。
瓦の割れた部分を放置してしまうことで、他の瓦もズレが発生し、周りの瓦までもが破損してしまうことがあります。
台風や強風時に物が当たるような音がしたときは、台風がやんでから屋根の様子をみて早めに処置することをオススメします。
屋根瓦を新しくせずに下地部分のみを修理することを「葺き直し」と言います。
屋根瓦に比べて、その下地のルーフィングと呼ばれる防水シートの寿命は約20年~30年と短命です。
そのため経年劣化で屋根瓦の修理が必要になる前に、ルーフィングなどの下地部分の修理が必要になります。
下地部分をメンテナンスせずに放置しておくと、劣化部分から腐食して雨漏りが発生したり、エアコンで調整した室温が保たれにくくなったりします。
屋根瓦を一度取り外してルーフィングを交換し、その後に既存の瓦を1枚ずつ並べていきます。
屋根瓦が広範囲にわたって欠けやヒビがあったり、ズレ落ちてしまっていたりするときは、葺き替えが必要です。
葺き替えとは、屋根瓦を外しルーフィングや漆喰などの下地部分もすべて直して、新しい屋根瓦を設置する工事のことです。
ルーフィングや漆喰は約20~30年ほどしか持たないため、屋根瓦を全部取り替えるときにはルーフィングも新しくし直す事が多いです。
葺き替えを実施すると屋根瓦が新しくなりますので、外観も新しく美しくなります。
普段生活していて屋根の劣化を気にすることはないかと思いますが、改めて見上げてみると、漆喰が崩れ出していたり瓦がズレ落ちたりしていることがあります。
漆喰は、瓦と下地を接着したり雨漏りを防いだりと重要な役割を持っています。
ある程度築年数が経っていれば特に、屋根全体に傷みが広がってしまわないように定期的な点検や適切なメンテナンスがオススメです。
今回は吹田市にお住いの方から、「瓦が一部取れてしまったので、屋根全体を点検してみてほしい」というお問い合わせがあり、現場に向かいました。
屋根は1年中様々な天候に晒され、思いのほか劣化している部分です。
普段気に留めることはないかもしれませんが、1年に1度は屋根を見上げて目視点検してみてください。
素人が見ても思わぬ損傷に気づく事があります。
特に梅雨や台風、雪になる前の時期がおすすめです。
問題がないか、補修が必要かなど屋根について気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。