スタッフブログ

箕面市 強風で隙間があいた瓦屋根

2021年4月30日|カテゴリー「スタッフブログ
瓦屋根の瓦自体は、耐久年数50年から100年とも言われており、他の屋根材と比較してもダントツの耐久力を誇ります。

ただ、その瓦を接着している漆喰や葺き土、また瓦の下に設置されている防水シートは15年~20年ほどで劣化してその機能を果たさなくなる為、補修や交換が必須です。

たとえば漆喰が劣化してメンテナンスが必要な時期に雨や強風などの影響を受けると、瓦屋根はどうなるでしょうか。
強風でアンテナが倒れた瓦屋根
今回は箕面市のお住まいの方からお問い合わせがあり、現場調査に行ってまいりました。

早速現場の屋根に上って点検したところ、まずテレビのアンテナが倒れてしまっており、かなりの強風だったことがわかりました。

アンテナの修理業者に来てもらったところ、瓦がかなり剥がれていると言われたため、弊社に屋根点検のお問い合わせをしていただいたようです。
瓦がズレて隙間があいた屋根

漆喰が剥がれて隙間があいた瓦屋根

現場点検の際には瓦を1枚1枚丁寧にチェックしていきます。
(ご自身で屋根に上ってチェックするのはオススメできません。瓦上を歩くのは思いのほか難しく、転倒の危険性や瓦への体重のかけ方次第で余計に破損してしまう可能性が高いです)

築年数が経っており、全体的に漆喰が劣化して瓦の接着力がほぼなくなっていたため、瓦のほとんどが今回の強風でズレてしまっていました。

このように目視で確認出来るほど隙間があいてしまうと、雨水が侵入して屋根下地の腐食に繋がります。

腐食して大がかりな工事になる前に、1度瓦を剥がして漆喰を詰め直す必要があります。
葺き土が剥き出しになった棟
左写真にある屋根の頂上に設置された水平部分を棟といいます。

この部分は雨風の影響を受けやすく、漆喰が劣化して隙間ができやすいため、雨水が侵入して葺き土が崩れてきます。

またこの棟は、半月状の冠瓦や短冊状の熨斗瓦を複数段積み上げて施工されているため、葺き土が崩れ出すとこのように瓦がズレて倒壊します。
ブルーシートを掛けた瓦屋根
今回は一旦ブルーシートで応急処置をして、瓦の葺き直し工事のご提案を致しました。

残った瓦を一旦剥がしてから、旧工法で使用された葺き土を全て撤去し、頑丈ななんばん漆喰を用いて既存の瓦を再度設置し直す工事です。

近年は大規模な地震や台風などの災害が増えてきています。

普段は屋根の劣化など意識しないかもしれませんが、いざ被害にあってからでは補修工事も大規模なものになりかねませんし、災害後は補修依頼が殺到するため、すぐに補修出来る可能性はかなり低いです。

瓦屋根救援隊では、メンテナンスが必要かどうかのご相談や、補修をするとしたらいくらかかるかというお見積り作成を無料でさせていただいております。

お住まいを守る大事な屋根のメンテナンスは、災害が起きる前の平時にゆっくりと比較検討されることをオススメいたします。

茨木市 瓦屋根の棟修理

2021年4月29日|カテゴリー「スタッフブログ
棟瓦が剥がれた瓦屋根
一言で瓦屋根の補修といっても、その内容は屋根の劣化具合や天候などの環境、施工された工法によってさまざまです。

ただ屋根の頂上に位置する水平部分の棟や、先端の鬼瓦まわりなどは、雨風の影響を受けやすく、また落ち葉やごみの溜まり場となって比較的早く劣化していることが多く、補修することが多い箇所です。

今回は茨木市にお住いの方から、屋根の点検をしてほしいとのご依頼があり現場に向かいました。
瓦が剥がれた棟

瓦が剥がれ歪んだ棟

屋根に上って棟部を見たところ、漆喰が剥がれ、その下に敷いていた葺き土(黄土色)が大きく崩れ出していました。

このような漆喰の剥がれや葺き土の崩れは、築年数が20年以上を経過した屋根で見られる現象です。

まず瓦を接着している漆喰が雨風の影響を受けて経年劣化し、徐々にヒビがはいって隙間が出来ます。

そこから雨水が葺き土まで侵食すると密着力が弱まり、葺き土が崩れて瓦がグラつき、やがて剥がれます。


ズレて崩れそうな熨斗瓦

土が剥き出しになった熨斗瓦

棟を支えている短冊状の瓦を熨斗(のし)瓦といいます。


この熨斗瓦を接着している漆喰が劣化すると、このように1枚1枚がズレてきて棟倒壊の原因になります。


漆喰とは、石灰が主成分の粘土状のもので、撥水性があり、雨水の浸入を防ぐ効果があります。


20~30年程度の周期で経年劣化するため、部分補修が必要ですが、現在はその劣化対策も普及しています。


耐久性が高い瓦に見合うようにと(漆喰+葺き土)の2つの役割をこなす南蛮漆喰(なんばんしっくい)1種類で仕上げる施工方法があります。

落下しそうな鬼瓦

葺き土が崩れた鬼瓦

瓦屋根の棟の先端に設置されている装飾瓦を鬼瓦といいます。

雨風の影響を受けやすい棟の更に先端に据えられている鬼瓦は、漆喰や葺き土が劣化すると剥がれて落下しやすいので、このように劣化した場合は早急に補修する必要があります。

瓦屋根は耐久性が高く、一生涯住まいを守ってくれる屋根材ですが、このように特に棟部分や鬼瓦まわりなどは点検・メンテナンスをすることをオススメします。

部分補修とはいえ、転落しやすい箇所なのでDIYはオススメできません。

瓦屋根救援隊では、屋根の無料点検を随時受け付けております。

補修が必要か必要でないかも、プロが丁寧にお答えしますので、お電話やお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

池田市 瓦屋根の修理とは

2021年4月19日|カテゴリー「スタッフブログ
街中でみる住宅の屋根は、普段は意識せず同じに見えるかもしれませんが、よくみると屋根材や形はそれぞれ違います。

数ある屋根材の中でも、とくに日本人になじみがあるのが瓦屋根です。

厳かで風流なイメージがある瓦屋根は、純和風にしたい、古民家風にしたいという方からも人気があり、その耐久性の高さにも再び注目されています。

現在は耐久性を更に高める施工方法が普及していますが、土葺きなどの旧工法で施工された屋根などは特に、いくつかの注意ポイントがあります。

熨斗瓦が高く積まれた棟

瓦がズレて歪んだ棟

今回は池田市にお住いの方からご依頼があり、無料点検をしてきました。

上の写真は実際に屋根に上って撮影したものです。

瓦屋根の頂上に設置されている、瓦が水平に積まれている部分を「大棟」といいます。

確認したところ、この大棟を構成する瓦の接着力が弱まっており、横から見ると真っ直ぐなはずの棟が歪んできているのがわかりました。
棟を支える葺き土の崩れ
大棟の頂上に設置された半円状の瓦を冠瓦、その下の短冊状の瓦を熨斗瓦といいます。

この瓦は、現在では「なんばん漆喰」という撥水効果があり接着力の高い漆喰で接着されていますが、旧工法では葺き土と漆喰の2つでされていました。

葺き土は雨風の影響を受けて膨張し、漆喰を押しだしてしまいます。

その漆喰の隙間から左写真のように葺き土が崩れ出し、これを放置すると大棟が倒壊するので修理が必要です。
劣化しやすい棟の交差部分

冠瓦と熨斗瓦の交差部分の劣化

大棟と同じように冠瓦と熨斗瓦で構成され、大棟から軒先に向かって設置された棟を「降り棟」といいます。

大棟とこの降り棟の交差部分は、どうしても枯れ葉や雨水が溜まりやすい箇所です。

漆喰と葺き土で頑丈に施工されていても、築年数が経過して溜まる回数が増えてくると漆喰が劣化してきます。

漆喰と葺き土を突破した雨水はやがて下の野地板に侵入します。

これを更に放置して野地板が腐食すると、室内への雨漏りに繋がり大規模な屋根葺き替え工事が必要になります。

コストもかなりかかってしまうので、そうなる前に修理しておくのが重要です。
熨斗瓦で高く造られた棟
屋根の中でも特に注意が必要な大棟ですが、こちらの屋根の大棟は7段と高めに積まれていました。

瓦屋根の棟は、このように意匠性やデザイン的な観点から高く積まれることがあります。

ただ、熨斗瓦の数が多い分、漆喰が劣化すると災害時に崩れやすいため、点検などのメンテナンスが特に必要です。
今回は瓦屋根の劣化する場所、修理のポイントについてご紹介しました。

他の屋根材に比べて、耐久性が高くかつ瓦の交換などの部分補修が出来る瓦屋根は、点検などのメンテナンス次第で更に長く安心して使える屋根材です。

瓦屋根救援隊では、お電話・お問い合わせフォームからの屋根についてのご質問やご相談を随時無料で受け付けております。

ご希望であれば無料で瓦屋根のプロが実際に屋根に上って点検させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

豊中市 土葺き瓦屋根の劣化

2021年4月17日|カテゴリー「スタッフブログ
国内で頻発する大規模な災害を受け、建物の耐震力や耐風力の重要性がより注目されるようになっています。

大昔から現在まで愛され続けている瓦屋根も、その工法は変化し続けています。

現在では地震や大型台風でも瓦が崩れたり飛ばされない「ガイドライン工法」が主流となっていますが、以前は瓦を固定するために大量の土を使用する「土葺き」が主流でした。

この土葺きで施工された屋根が経年劣化した状態で強風などの影響を受けるとどうなるでしょうか。

今回は豊中市にお住まいの方からご依頼があり、瓦屋根の点検にうかがいました。

歪んだ棟
瓦屋根の頂上にある水平な部分を棟といいますが、実際に上ってみると、この棟が大きく歪んでいるのがわかりました。

棟の瓦の下地であった葺き土の崩れもかなり目立ちます。

葺き土は、雨風などの天候変化の影響を受けて経年劣化すると、痩せて崩れやすくなり、瓦を固定する力を失ってしまいます。

頂上に位置する棟は特に影響を受けやすく、葺き土の劣化により瓦がズレてこのように歪んでくるのが劣化のサインです。
葺き土が剥き出しの棟
葺き土はその重さによって瓦が飛ばされにくくなる役割があり、断熱効果も期待出来るとされていましたが、劣化すると耐久力が著しく弱まります。

葺き土が崩れてこの棟の部分に隙間ができてしまうと、雨水の侵入口となりやすいです。

瓦屋根はこの下に更に野地板などの下地があるので、ここですぐに雨漏りするわけではないのですが、雨漏りしてからでは室内を含めた大がかりな工事になってしまいます。




冠瓦が剥がれ落ちた棟
更に葺き土の劣化が進むと、固定力を完全に失い、強風時に瓦が剥がれて崩れる損傷被害に繋がります。

こちらの屋根では、冠瓦(棟に設置された半円状の瓦)が一部連続して剥がれてしまっていました。

なんとか屋根上にとどまっていますが、次の強風時には落下事故に繋がる可能性が高く、早急に補修が必要です。





災害で被害が大きくなる前に

築20年以上経っている瓦屋根の場合は、土葺きで施工されているものがほとんどで、また下から見上げても見えにくい劣化が進んでいる場合があります。

近年頻発する台風は規模が大きいものが多く、思わぬ被害が出ることも珍しくありません。

災害後は業者がつかまらず、自分でブルーシート等を掛ける応急処置をして転倒・落下してしまう事故も増えています。

被害が起きる前にお住いの屋根を点検して劣化しているかどうかのチェックをしておくと、いざという時も安心です。

瓦屋根救援隊では、災害に備えた点検を無料で実施しております。

気になることや、ちょっとした質問もお電話やお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

摂津市 瓦屋根の劣化と強風による損傷

2021年4月10日|カテゴリー「スタッフブログ
瓦屋根の2つの屋根面が合わさっている部分のことを屋根の「棟」といいます。

瓦屋根の点検をしていると、まず棟部分の劣化が目につきます。

屋根の頂上に位置し、接合部分にあたる棟は、日々雨風など天候の影響を受けやすく、それに伴う劣化が他の箇所より早く発生してしまうことがあります。

劣化を放置した状態で台風などの災害があった場合は損傷が広がりやすいので、ふと気になった時に、メンテナンスが必要かどうか点検しておくのがオススメです。

屋根上で倒壊したアンテナ
今回は、摂津市にお住いの方から「屋根の点検をしてほしい」というお問い合わせがあり、現場に伺いました。

実際に屋根に上がって確認したところ、屋根上に設置されていたテレビのアンテナが強風で棟上に倒れていました。

テレビのアンテナが倒れてテレビが映らないと、情報が入らず不便なので、アンテナが設置されていた屋根の損傷を早速チェックしていきます。



漆喰が劣化して隙間が出来た棟

劣化して割れた漆喰
棟の劣化や損傷は、地上から屋根を見上げても見えにくく、気づかないことがほとんどです。

実際に屋根に上ってみると、棟の漆喰が劣化して瓦の固定力が弱まっていたり、釘が浮いていたり、銅線が緩んでいたりすることがあります。

こちらの屋根では、棟まわりの漆喰の劣化が目立ちました。

屋根の接合部である棟で瓦同士を接着している漆喰の役割は重要です。

この漆喰が劣化すると、瓦の固定力が弱まり、棟の頂上の冠瓦やその下にある短冊状の熨斗瓦が剥がれて崩れてしまいます。

ここが大きく崩れると雨漏りの原因にも繋がるので、次の災害がくる前にメンテナンスしておくのが適切です。


瓦が一部剥がれた屋根
瓦屋根を施工する際に使用する漆喰は大変頑丈ですが、築数十年以上経つとどうしても劣化し、接着力が弱まっていることがあります。

ただ、屋根の斜面部分にあたる平部の下地にある漆喰の劣化は普段生活していても、雨漏りがない限りは気づかない部分です。

漆喰が劣化した瓦は、台風や地震などの影響を受けるとこのように剥がれてしまいます。
台風や地震などの災害時に起こる屋根の損傷を防ぐには、メンテナンスが大切です。

災害後は、近隣エリアの住宅でも屋根の損傷が発生して補修依頼が殺到するため、即日補修が出来ないケースがほとんどです・・。

少しでも気になる箇所があれば早めに点検を依頼しておくことをオススメします。

瓦屋根救援隊は、工事についてはもちろん、メンテナンスが必要かどうかのご相談も随時受けつけております。

瓦1枚の交換でも喜んで駆けつけますので、お気軽にお問い合わせください。