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高槻市 災害で崩壊した瓦屋根の棟
2021年7月31日
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住まいのメンテナンスの中でも、天候の影響から日々住まいを守り続けている屋根のメンテナンスは重要です。
とはいえ普段生活をしていて、屋根の劣化状態やメンテナンスを意識するタイミングはなかなか少ないかと思います。
ただこのメンテナンスをせずに屋根材や屋根下地の劣化が進んだまま放置していると、地震や台風などの災害時に屋根が一気に崩壊するケースがあります。
摂津市へ屋根被害の点検に行きました
今回は摂津市にお住いの方から、「先日の強風時に屋根から瓦が数枚落下したので見てほしい」というお問い合わせがあり、現場に向かいました。
こちらが該当に屋根ですが、ご覧のとおり屋根の傷みは下からはなかなかわかりにくいものです・・
地面に落下した瓦は数枚でしたが、屋根に上ってみたところ実際の被害状況はかなり深刻でした。
屋根面同士が稜線状に接合している部分を棟(むね)と呼びますが、この棟に施工されていた瓦が剥がれて全体的に歪み、内部の葺き土が崩れ出している状態でした。
棟を構成している瓦同士を接合していた漆喰もかなり剥がれて欠落していました。
写真に見える白い部分がその漆喰です。
紫外線や雨風の影響を受けて劣化することがあまりない頑丈な瓦と比較すると、この漆喰はおよそ20年ほどで機能劣化します。
劣化した漆喰の隙間から侵入した雨水は、内部の葺き土を腐食させ、棟全体がグラつきやすくなるため、災害時にこのように一気に崩壊することがあります。
瓦屋根の斜面の部分を平部(ひらぶ)と呼びますが、ここは棟と比較すると被害が出にくい部分です。
ただこちらの屋根では、棟が大きく崩壊したため、落下した瓦の衝撃で一部瓦が割れて欠落している状態でした。
瓦屋根の棟は、瓦を積み上げることで屋根面の接合部分を守り、降ってきた雨水を下に受け流す重要な役割を担う部分です。
その棟がこのように瓦が崩れ、隙間だらけになって葺き土が崩れ出してしまうと、次回降雨時には屋根裏内部に雨水が侵入しまねません。
次回降雨時に雨漏りして、屋根裏を含む大規模な工事にならないようにまずはブルーシート養生し、応急処置をしました。
補修工事としては、棟瓦を一旦全て剥がして内部の葺き土を撤去し、内部に棟芯材と呼ばれる木材を設置して施工する防災対策を含めた取り直し工事をご提案いたしました。
池田市 瓦屋根大棟の台風被害
2021年7月26日
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日本では近年台風や地震、豪雨などが頻発するようになり、「防災対策」への意識が格段に高まりました。
防災グッズや非常食、水のストックなどを以前より心掛けるようになった方も多いかと思います。
では、お住まいの防災対策はお済みでしょうか。
たとえば瓦屋根にも災害時に被害に遭わないための防災対策があります。
今回は瓦屋根の代表的な台風被害と防災対策についてご紹介します。
最も被害に遭うのは大棟
大棟(おおむね)とは、
屋根面同士が頂上で接合している部分です。
接合部分の隙間を守るように瓦が複数段積まれている屋根が多いのですが、経年劣化して瓦同士の接着が弱まっている状態のままだと、台風時にこのように崩壊します。
最上部の瓦が剥がれ、内部の葺き土が崩れて流出しています。
瓦の隙間も大きくあき、雨漏りにも繋がります。
災害時の屋根被害を防ぐ防災棟を施工しました
今回は「もうこんな被害に遭いたくない」とのご要望もあり、大棟の復旧と同時に防災棟を施工する事になりました。
まずは一旦瓦を全て剥がし、残った葺き土を撤去していきます。
防災棟とは、阪神淡路大震災後に制定されたガイドライン工法で施工される棟のことです。
最初に「防災棟金具」とよばれる鋼金具を取り付けます。
耐久性が高く、腐食しないのが特徴です。
防災棟金具の上に大棟の芯となる垂木を設置します。
新しいガイドラインでは葺き土は使用しません。
垂木を覆うようにして、なんばん漆喰を詰めていきます。
なんばん漆喰とは、通常の漆喰に粘土や油脂、防水剤が加えられるなどの改良が加えられたものです。
防水性が高く、耐久力が非常に高いため、瓦同士を密着性が保たれ、経年劣化を防ぎます。
垂木となんばん漆喰にかぶせるようにして、冠瓦と呼ばれる半円型の瓦を設置します。
防水性を高めるため、パッキン付きステンレスネジで冠瓦を垂木に打ち付けます。
防災棟金具と垂木、冠瓦が全てビスで緊結され、さらになんばん漆喰で固めている状態です。
防災棟が完成しました。
冠瓦1本伏せと呼ばれるこの工法では、瓦を複数段積み上げることはしません。
冠瓦のみで仕上げることで屋根の軽量化にも繋がり、また崩れにくいので災害時も安心です。
瓦屋根救援隊では、屋根の防災対策についてのお問い合わせも随時受け付けております。
無料点検のご依頼などもお気軽にお申しつけください。
茨木市 台風や地震等災害時に起きる瓦屋根被害の原因とは
2021年7月19日
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1000年以上続く日本の瓦屋根ですが、近年その施工方法は大きく変化し、高まる耐震性への意識に沿った施工方法が主流化しています。
葺き方も土葺きから引っ掛け桟瓦葺きに変わり、使用される瓦もお互い連結出来るような形状になり、洋風建築にも合う洋瓦などそのデザインも豊富になりました。
そんな昔から愛されている瓦屋根の最大の特徴は、長年にわたって美しさや重厚感を保つことが出来る耐久性です。
ただ、台風や地震などの災害時に剥がれや崩れが起きる瓦屋根とそうでない瓦屋根があります。
瓦屋根でメンテナンスが必要な漆喰とは
瓦屋根の瓦は、基本的にはメンテナンスの必要はありません。
その種類にもよりますが、瓦は基本的に耐久性が高く、他の屋根材のように紫外線や雨風などによる経年劣化はほぼないのです。
ただ、
瓦同士を接着している漆喰(写真にある白い部分)は、外気の影響を受けて20年前後で見た目も機能的にも経年劣化が起こります。
漆喰は消石灰を主成分としており、瓦同士を接着し、隙間を埋めて屋根内部に雨風が入り込むのを防ぐ需要な役割を担っています。
例えばこの瓦屋根。
瓦屋根の頂上で屋根面同士が接合している部分を大棟と言います。
この大棟に積んでいる瓦の下に施工してある漆喰を面戸(めんど)漆喰といいますが、汚れや黒ずみがかなり目立ちます。
漆喰がここまで汚れて黒ずんでいるという事は、同時に機能的にも劣化している可能性が高いです。
漆喰は劣化すると、瓦を接着していた本来の粘度を失ってパサパサにヒビ割れ、剥がれてきます。
剥がれると写真のように漆喰が欠落し、瓦の土台として施工してある葺き土が剥き出しになります。
漆喰というガードを失った葺き土は、雨風の影響を受けて崩れ出します。
土台がグラグラになった瓦は、雨風の影響でズレが生じたり剥がれたりするため、台風や地震など災害時に崩壊する現象が起こるのです。
漆喰のメンテナンスで屋根の寿命を伸ばしましょう
瓦屋根のメンテナンスは、普段は意識しないかもしれませんが、
家の住み心地や耐久性を高め、災害時に被害を最小限にするにはとても大事なことです。
特に築20年以上経っている場合は、漆喰劣化によって瓦のズレや剥がれが生じ、雨漏りの原因に繋がる可能性もあります。
安心出来る住まいづくりのために、気軽に屋根の無料点検を活用してみましょう。
豊中市 瓦屋根で修理依頼が多い棟とケラバとは
2021年7月12日
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※2020年9月2日更新
瓦屋根の修理依頼内容は、
「台風や地震などで崩壊した」
「風で瓦が剥がれてしまった」
「経年劣化により雨漏りしてしまった」
など様々なケースがありますが、どのケースでも棟(むね)とケラバは修理が必要なことが多いです。
今回は豊中市にお住いの方からのご依頼で瓦屋根の無料点検に行ってまいりました。
瓦屋根の大棟とは
屋根面同士が接合し稜線をなす部分を棟といい、さらに
屋根の頂上で屋根面が接合している水平な部分を大棟(おおむね)
といいます。
屋根面の接合部分を守るように瓦が複数段積まれている大棟は、
頂上という位置的にも最も天候の影響を受けやすく、劣化が比較的早く始まる部分です。
漆喰劣化による棟瓦の崩壊
大棟に積まれている棟瓦と、平部と呼ばれる斜面の瓦の隙間を覆うように施工されてる白い部分は漆喰です。
漆喰とは、日本の伝統的家屋や和風建築の仕上げ材として長く使われており、
主な成分は石灰・すさ・糊、近年はセメント
が含まれているものが人気です。
漆喰は防水性が高く、瓦を接着して隙間を埋めることで屋根を雨風から守ってくれています。
土地環境にもよりますが、
漆喰は
築20年を目安に徐々に防水力がなくなり、ヒビが出来てこのようにパサパサに剥がれてきます。
瓦を接着する力もなくなるので、強風で一気に崩れてしまうこともあります。
こちらの屋根の漆喰は劣化が進んで剥がれが目立ち、瓦が崩れていたため、1度瓦を剥がして漆喰を施工し直す積み直し工事をご提案いたしました。
瓦屋根のケラバとは
ケラバとは、外壁から出っ張っていてかつ雨樋がついていない端の部分
です。
雨風の吹き込みから住まいを守り、
日当たりの調整や外壁の劣化防止、雨漏りの防止
といった重要な役割を担っています。
外気からの攻撃を受けているので、屋根の中でも傷みやすく、突風や台風で剥がれてしまうことがあります。
頑丈にするためにケラバの瓦は釘で固定されていますが、釘が浮いてきたり、釘自体の劣化で瓦が剥がれることがあるため、弊社でも点検やメンテナンス時には特に気をつける部分です。
今回はケラバ瓦の下地である葺き土を清掃し、なんばん漆喰で葺き直す工事をご提案いたしました。
瓦1枚のご相談もお気軽に!
瓦屋根のよいところは、
破損・劣化した箇所を部分的に補修出来る
ところです。
瓦屋根救援隊では、瓦屋根のプロが丁寧に点検し、写真をお見せしながら屋根の状態と補修が必要な範囲をご提案いたします。
不要な工事やムリなご提案はいたしませんので、屋根について気になることはお気軽にご相談くださいね。
吹田市 雨漏りはなぜ起きる?意外と知らない瓦屋根の下地
2021年7月10日
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※2020年8月29日更新
雨漏り
を経験したことはありますか?
雨漏りの原因は、外壁や施工不良などが原因の場合もありますが、屋根の損傷や経年劣化の場合も多いです。
今回は吹田市にお住まいの方から、「複数箇所で雨漏りが発生して困っている」というお問い合わせがあり、現場に向かいました。
実際に現場に伺ったところ、バケツやビニールを被せた段ボールなどが複数置かれていました。
雨の日に漏れてくる水の量は増えてきているとの事で、これ以上放置すれば天井も腐食しかねない状況でした。
雨漏りの原因箇所
実際に屋根に上ってみたところ、瓦が剥がれやズレで下地が剥き出しになっている箇所がいくつもありました。
瓦が1枚ズレると雨水が侵入するだけでなく、そこから下地の劣化が早まって、隣、その隣と連続して瓦がズレてきます。
このように
一直線に隙間が出来ると、上方から流れてきた雨水が全部ここで瓦の下に染み込む
ことになります。
築年数が経っている屋根の下地は葺き土
完全に剥がれて落下している部分が1箇所ありました。
旧工法の場合、瓦の下地には葺き土
が使用されています。
剥き出しになった屋根下地の葺き土がパサパサになって風で吹き飛んでいるような状態が確認出来ます。
土葺き屋根の場合、野地板と呼ばれる板の上に、杉などの木の皮を敷き、その上に粘土や砂利を混ぜた葺き土が乗せられています。
こちらの屋根は、
葺き土の劣化により瓦が剥がれ、雨水が屋根下地に浸透して雨漏りが発生
していたのです。
現在はルーフィングが主流
近年は関西でも台風や豪雨などが頻発しています。
防水対策として葺き土に代わって主流となったのが
「ルーフィング」
と呼ばれる防水シートです。
ルーフィングは防水性に優れており、瓦が剥がれて隙間が出来たとしてもすぐに雨漏りすることはありません。
ただ葺き土と同様にどうしても経年劣化するため、約20年を目安に点検しておくのが望ましいかと思います。
ルーフィングも改良が進み、
アスファルトルーフィングや不織布ルーフィングなど種類も様々です。
瓦屋根の劣化、下地の点検や交換など気になることがございましたらお気軽にご質問ください。
工事するかどうかに関わらず、瓦屋根の専門家がどんな小さなことも丁寧にお答えいたします。
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お客様からお声を頂きました。ありがとうございます!