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池田市 瓦屋根の強風被害
2022年4月25日
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こんにちは!瓦屋根救援隊です(^^)/
近年、大型の台風や豪雨が頻発するようになりました。
どのような時期でも強風が吹いたり大雨が訪れ、いつ屋根に悪影響を及ぼすのか予測がたてにくくなってきています。
住宅にとって屋根は、天候の影響から建物を守り、そこに住む人の生活を守る最も重要な部分です。
しかし
劣化が進行しているような屋根であれば、いつ屋根材が剥がれて落下事故に繋がったり、雨漏りが発生するかわかりません。
池田市 瓦屋根の強風被害
強風で棟が崩壊した瓦屋根
先日、池田市にお住いの方から「強風で瓦屋根が崩れて瓦が落下してしまったがどうしたらいいか」というお問い合わせがあり、現場に向かいました。
屋根を見上げてみると、頂上に位置する水平部分の大棟(おおむね)が半分以上崩壊しているのがわかりました。
崩壊した瓦のほとんどが落下している状態です。
瓦屋根の頂上にある「大棟」は、屋根の中でも特に強風に影響を受けやすい部分です。
現在はそんな強風への対策となる施工法がありますが、築年数の経った瓦屋根の場合はほとんどが屋根の内部に土を葺く旧工法で施工されています。
こちらの瓦屋根も、右写真でわかるとおり旧工法で施工されており、瓦が剥がれて葺き土が剥き出しになっています。
瓦のまわりに残っている白い部分は漆喰です。
半永久的に劣化しない瓦とは異なり、漆喰は
築後約15年ほどで
劣化し、パサパサにひび割れて剥がれてきます。
漆喰のヒビや穴が雨水の侵入口となり、内部の葺き土に染み込んで腐食させます。
このような表面からはわかりづらい劣化が、風災時の瓦屋根の被害に繋がるため、余裕のある平時に1度点検しておくと安心です。
屋根を自分で点検するのはやめましょう
屋根の点検を業者に頼むと余計な工事を勧められそうだからと、ご自身で屋根に上って点検するのは絶対にしてはいけません。
瓦屋根の上を歩くには屋根工事専門の靴が必要で、素人がスニーカーで瓦の上を歩くと瓦を割ってしまいますし、転倒して落下すれば命に係わります。
突然訪問してきて高額な工事を提案してくるリフォーム詐欺業者もあるので注意が必要ですが、ムリをしてけがをしては元も子もありません。
瓦屋根救援隊では、現場調査や御見積りは無料で行い、その後お客様にじっくり検討していただいてご指名頂ければ工事をさせていただいております。
お見積りを見てからお断りは自由ですので、お気軽にお申しつけくださいね。
茨木市 瓦屋根からの雨漏りとは
2022年4月11日
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天井が濡れて室内に雨漏りが発生した経験はあるでしょうか。
瓦屋根の雨漏りの場合、災害で瓦が剥がれて飛んでいったり割れたりというのが原因である場合があります。
ただ、実はそれよりも多いのが、漆喰のメンテナンス不足による葺き土崩れや、防水シートなどの屋根下地の劣化です。
今回は茨木市に雨漏りの現場調査に行ってきました。
複数箇所で発生した雨漏り
「雨漏りがひどい」というお問合せを受け、現場に向かいました。
雨漏りで濃いシミが広く出来てしまっていました。
こちらの壁際との取り合い部は、雨漏りを繰り返して腐食が進行していました。
ここまで腐食すると、次の雨で抜け落ちてしまう可能性も高いです。
瓦屋根の現場調査
原因を突き止めるため、瓦屋根に上って調査しました。
一目でわかる大棟の歪み
屋根の頂上で2つの屋根面が合わさっている部分を大棟(おおむね)といいます。
上から見てみると、真っ直ぐであるはずの大棟がグニャっと歪んでいるのがわかりました。
棟瓦の固定力がなくなってかなりズレてきており、銅線でなんとか崩壊せずにすんでいるような状態です。
大棟の最上部には半円型の冠瓦と、その下に短冊状の熨斗(のし)瓦があります。
この瓦を接着していた漆喰(白い部分)は、天候環境にもよりますが、施工後15年ほどで劣化します。
変色から始まり、乾燥して剥がれや崩れが起こって瓦の固定力を失います。
漆喰が劣化すると、このように本来表面からは見えないはずの内部の葺き土が剥き出しになります。
葺き土は、剥き出しになって雨水で濡れたり、乾燥することを繰り返すと劣化して痩せてきます。
痩せた土は崩れやすく、このように崩れ出して雨水が容易に屋根下地である野地板に侵入できる入口になります。
野地板が濡れて腐食などの劣化が進むと、雨水はそのまま浸透して天井を濡らします。
大がかりな工事になる前に
今回は瓦を一旦撤去して、腐食した野地板を交換してから、防災力の高いなんばん漆喰で再度瓦を設置する葺き直し工事を提案致しました。
瓦屋根の瓦は頑丈ですが、漆喰は築15年ほどで劣化し、放置すると今回のような雨漏りや、災害時の大きな損傷に繋がるため、定期的な補修が必要です。
築年数の経った屋根なら、状態を知っておくためにも1度点検してみましょう。
豊中市 瓦屋根のメンテナンス
2022年4月4日
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お寺など日本の伝統的な建物の屋根といえば、丸瓦と平瓦を組み合わせた重厚感のある瓦屋根を想像する方も多いかと思います。
耐久性の高い瓦そのものは、半永久的に使用できる屋根材です。
また、瓦は熱を伝えにくいうえに屋根裏に空間ができるため断熱効果が高く、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を生み出してくれます。
そんな瓦屋根を安心して一生涯使用していくためには、どんなメンテナンスが必要でしょうか。
今回は豊中市にお住まいの方からご依頼があり、点検に行ってきました。
豊中市 瓦屋根のメンテナンス
点検が必要な棟の漆喰
瓦屋根の頂上にある瓦が複数段積まれた部分を棟(むね)といいます。
上の写真にある棟の下の白い部分が漆喰です。
漆喰は、主に棟に積まれた瓦を接着・固定し、棟の土台を覆って美観を添える役割があります。
半永久的に劣化しない瓦とは異なり、この漆喰は天候の変化の影響を受けて15年から20年で経年劣化し、やがて乾燥してポロポロと剥がれたり穴があいたりします。
放置すると瓦の崩落や雨漏りに繋がるので、そうなる前に漆喰を詰め直すのが瓦屋根のメンテナンスの要ともいえます。
板金が施工された谷部の点検
2つの屋根面が交わる所にある雨水が集まる谷状の部分を谷部といいます。
谷部には左写真のように板金が使用されていることが多いです。
谷部は雨水が2方向から流れ込むので水量が多くなり
水圧が増すため、雨水が浸入しやすくなります。
板金は金属製で経年劣化するため、この劣化を放置すると雨漏りの原因になるので、点検時にはここも要チェックです。
飛来物による瓦のヒビ・割れ
瓦は経年劣化はしませんが、台風や強風時の飛来物や屋根上のアンテナの倒壊などが原因でヒビが入ったり、割れてしまうことはあります。
瓦屋根のメリットは、瓦が割れてもその瓦だけ交換すればすむところです。
他のスレートや金属系の屋根材だと、割れていないところもまるごと葺き替え工事をする必要があります。
屋根の点検はなんでもない平時にやっておきましょう
屋根の点検や修理依頼が多いのは、やはり台風や地震などの災害直後です。
ただ、そのタイミングではなかなか即日対応も難しく、屋根材も在庫切れになってしまうことがあります。
築15年以上経っている屋根は、1度瓦屋根救援隊で無料点検してみてはいかがでしょうか。
何もない平時に屋根の状態を知っておくと、メンテナンスの内容や費用についてゆっくり検討出来るかと思います。
屋根についてのご質問などもあわせて、お気軽にお問い合わせくださいね。
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