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箕面市 雨漏りが発生した築100年の瓦屋根
2022年5月24日
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こんにちは!瓦屋根救援隊です(^^)/
日本で長く愛され続けている瓦屋根の瓦は、紫外線や雨風の影響で機能劣化する事はほとんどなく、非常に耐久力の高い優秀な屋根材です。
ただその瓦を接着する漆喰や、下地の葺き土や防水シートは劣化するのでメンテナンスは必要です。
今回は箕面市にお住まいの方から「雨漏りしているので屋根を見てほしい」とのお問い合わせがあり、調査に向かいました。
箕面市 雨漏りが発生した築100年の瓦屋根
まず雨漏りが発生した箇所を確認しました。
台所の戸棚近くで雨漏りが発生して、天井の壁紙の剥がれが目立っていました。
リビングの方も薄くシミが出来て黄ばんできている状態でした。
雨漏りは1度発生したら原因を突き止めて補修しない限りはどんどん広がるので早めの対策が必要です。
築100年越えの瓦屋根
早速屋根に上って現場調査開始です。
こちらの瓦屋根は築100年以上経っており、昨年の大型台風21号により被災し、一部飛散した瓦が差し替えられたり、瓦と下地に出来た隙間に漆喰を詰めて補修されたような状態でした。
しかしその後何度かの大雨の影響を受けてまた雨漏りが発生したようです。
隙間から侵入した雨水による葺き土崩れ
こちらの屋根は築100年越えのため、瓦の下に大量の土を葺く旧工法によって施工されていました。
また一部漆喰が劣化していて、瓦同士の重ね部分に隙間があり、降雨時には瓦の裏に雨水が侵入しやすい状態でした。
通常の雨のような少量の水であれば、葺き土が吸い込むので雨漏りまでは引き起こしにくいのですが、台風や近年頻発する豪雨などの際に大量の水が入り込めば葺き土が崩れて流出し、土の量が減ります。
土の量が減ると瓦の固定力を失い、更に隙間が出来て雨水を侵入させてしまうという悪循環が起きている状態です。
桟葺き工法による修繕
今回は居室内まで雨漏りが発生していた為、瓦の補修だけではなく下地からやり直す葺き替え工事のご提案となりました。
手間がかかり、工期や費用が増大する
旧来の
土葺きではなく、下地に桟木という木材を設置し、その桟木に瓦を引っ掛ける桟葺きで屋根を修繕するご提案です。
瓦屋根は、災害時だけでなく、平時に漆喰や下地の経年劣化を把握してメンテナンスしておくことがオススメです。
高槻市 瓦屋根の現場調査
2022年5月5日
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こんにちは!瓦屋根救援隊です(^^)/
屋根材の中でも耐久性に優れた瓦屋根ですが、長く使うには定期的な現場調査や補修が必要です。
築年数15年以上経っている場合は、補修・メンテナンスを検討したほうがよいといわれています。
雨漏りが発生してからでは、屋根だけでなく家全体の大がかりな工事になってしまうので、差し当たって生活に不具合がない場合も調査・点検だけはしておくのが重要です。
今回は高槻市にお住いの方からのご依頼で、瓦屋根の現場調査に行ってきました。
高槻市 瓦屋根の現場調査
屋根と外壁の取り合い部分
早速屋根に上って現場調査を行いました。
まず、瓦が連続して剥がれており損傷がひどかったのは、瓦屋根と外壁が合流する「取り合い」部分です。
この取り合い部分はどうしても壁と瓦の隙間が生まれます。
その隙間の上に積まれる長方形の熨斗(のし)瓦は、隙間に入り込もうとする雨を受け止め、瓦の上に流す道を作る役割があります。
旧工法で施工された瓦屋根の場合は、この
熨斗
瓦の下に葺き土が入っており、葺き土が経年劣化で痩せて崩れる事で瓦の固定力が弱まり、このようにずれて落ちてしまいます。
棟瓦の崩れ
屋根面と屋根面の取り合い部分で瓦が複数積まれている部分を棟(むね)といいます。
棟の頂上の冠瓦(半円型の瓦)とその下の熨斗瓦が漆喰の劣化により、ズレて崩れていました。
瓦を固定する漆喰は、築15年ほどで劣化し、ヒビ割れてポロポロと崩れてきます。
屋根の最上部にある棟は特に天候の影響を受けやすく、固定力が弱まった状態だと強風で崩れたり、大雨の際には漆喰のヒビや欠けた部分から雨水が侵入して雨漏りの原因に繋がります。
棟の交差部分
屋根の造りによっては、棟と棟が交差する部分があります。
こちらの屋根ではこの交差部分の漆喰の劣化が激しく、亀裂が見られ接着力がほぼなくなっている状態でした。
このままでは、いつ雨風の影響を受けて瓦が崩落するかわからない状態です。
今回は現場調査の結果、外壁との取り合い部の熨斗瓦解体・積み直し工事と棟の取り直し工事をご提案いたしました。
瓦屋根の漆喰の劣化は、一般の方が屋根の下から見上げて確認しようと思っても、よほど崩れていない
限り、気づく事すら難しい
部分です。
10年以上築年数の経っている屋根の場合は特に、プロの職人による無料現場調査を利用して、損傷が拡大する前に補修してお住まいを守ることをオススメいたします。
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